ちゃんしん

ローマンという名の男 信念の行方のちゃんしんのレビュー・感想・評価

3.8
やはり信念は持つべきものだろう。
生きていく為の軸。
信念が無ければ、自分の行動基準が曖昧になってしまう…。
ただ問題なのは、その信念が正しいのかどうか?
これが一番大事。
間違った信念はいつか必ず報いを受ける。
社会にはいろんな考え方があるのが正常な状態だが、結局はより多くのものが正しいと判断する方向にその考え方は動いていく…。
当たり前の話だ。
より多くのものが理想だと思う方に必ず社会は変化していく。
間違った信念を持つものにはいつかは必ずその間違いが正されるような報いを受ける。
それは間違いない。
より多くのものが理想だと思う方向に社会が変化するには時間が掛かる。
この主人公はあまりにも結果を早急に求め過ぎ、自分の信念を持ち続けることを放棄して超えてはいけない一線を自ら超えてしまった…。
超えてはいけない一線を超えればそれに対する報いがあることは必然だろう。
ただ、主人公は自らその罪を認め、自らやり直すことを目指した…。
誰もが正しいと思う信念を持ち続けることが社会をより理想へと導く。
間違った信念を持つものには必ず報いがある。
自分の信念を持ち続けることが大事。
間違ったと気付けば、やり直すことも大事。
ちゃんしん

ちゃんしん