サトー

アンダーグラウンド 完全版のサトーのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

序盤の軽薄なイメージと裏腹に重くのしかかる戦争の絶望感。逆さ吊りされたキリスト像が印象的。
これが監督がユーゴスラビア紛争で経験した喪失感なのだろうか。

強い絆で結ばれていたはずの戦友、家族が時間が経つにつれ、利用し、憎しみ合う。
みんな救われない。

マルコの役者さん、演技うますぎない?青年時代から老年時代までの演技幅がめっちゃ広い。

大学の恩師が、がっつりティトー主義者だったから、少し親近感。
サトー

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