情熱暴力刑事のマ・ドンソクが暴力団を張り手で伸す映画。
とても愉快な韓国の暴力ノワール映画で大変満足。それにしてもやはりというか、なんというか、もうマ・ドンソクありきみたいな映画になっている。後輩思いで子供や市民に優しく、上司には口から出まかせでその場凌ぎしたりする憎めないところもありつつ、悪党に対しては武器を一切使わず、観るだけで痛くて重たそうな張り手を容赦なく浴びせるという姿勢には感服。
マ・ドンソクありきとは言ったものの、その他のキャラもしっかり魅力的で良かった。特に中国ヤクザの3人組は強烈。ハンドアックスでバッタバッタとなぎ倒していく様は敵ながらアッパレ。話はもう少し削げる所もあるのでは、と思ったものの、意外にギャグが多めで楽しい。
弁護士のスタンさんだ!