韓国にありがちなトンデモ警察モノ。
まぁいうて日本の警察モノもリアルとは程遠いがこっちはちゃんと「実話を基に」としながらも明らかに脚色強めってわかる。
張り手で犯人薙ぎ倒していく刑事とか実際に居てたまるか。
韓国映画ってたまに実話のフリしたフィクション作るのなんでなんだろう。
悪人伝とか。
さて、本作はある程度警察にコントロールされていた飼い犬みたいなヤクザたちが流れ者のヤクザも出来ない半グレとケンカになって街が大変なことに！な映画です。
メインの悪役は３人。
そのうち２人はいい味出してます。
というか悪役をよりクレイジーに見せる演出が多い。
そしてそんなヤバい奴に立ち向かうマ兄貴。
鉄拳ではなく張り手という妙な優しさに痺れる。
ラスト、悲痛な断末魔を上げ決着。
逮捕されるだけじゃまだ足りないという気持ちをスッキリさせてくれる。
続編も期待しかないな。
