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アイリーン・グレイ 孤高のデザイナーのmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

漆工芸な時代もあったのね。艶やかな漆塗りがモダンなブリックスクリーン素敵。

彼女が手掛けた(とされる)建築家の恋人バドヴィッチとの別荘E.1027は唯一現存する建築物。グレイに承諾を得ず描いたル・コルビュジエの壁画で3人の仲に確執が生まれるが、その壁画により保存されているというのも皮肉。(海運王オナシスが購入しようとしてた事もあるらしい)

その後は不遇な時期もあったようで、先駆的な感覚を持つデザイナーでも世に名を馳せるのは厳しかったのね、時代的に。

2024-161
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