娼年の瞳蘭のネタバレレビュー・内容・結末

描写も曲もとても私好み。
カオスすぎて思わず笑ってしまうシーンがよくあったけど、そこから人間味を感じつつ、動物としての本能について考えさせられた。

素敵な女性たちといろんなスタイルで交わりながら娼夫としても人としても成長していく領と、お母さんからの愛情を大人の女性たちから代わりに気づかせてもらっていく感じがとても闇深くて綺麗だった。

領の友だちのように世間では汚い仕事と言われてしまうことが大半であるかもしれないし、観終わる前までは正直、私も同じように思っていたところがある。

しかし、結局人間なのだから性に反抗することなんかできないと思った。とこの映画に出てくる人たちから教えてもらった。

私もエクスタシーを経験できたら、もう一度この映画を観返したいと思った。
松坂桃李のラブシーン生々しくて最初は抵抗があったけど、途中から真顔で応援してる自分がいた。