ほのか

娼年のほのかのレビュー・感想・評価

娼年(2018年製作の映画)
3.6
レッドスパローとどっち観るか直前まで悩んで終わる時間が早かったので観た。

なんかほんまずっとセックスしとんかと思ったらそうでもない。いや、してんねんけどでも私は今から松坂桃李が出てるAVを観るのか…と戦々恐々としながら行ったので。話もちゃんと進めてたって印象。
セックスしてるシーンはほんまイタしてるところを見る以外の意義がないシーンなので観てる最中に途端に冷静になってしまって「私今どんな顔してこれ見てるんだ…」って思うとなんだか可笑しくなってきてもにょもにょした。2つ隣がとても綺麗なおひとり様のお姉さんで助かった。意外と1人の女の人も多かった。
めぐみちゃんとのお話とセックスがとてもよかった。私の中の娼年はあそこで終わったのであれ以降は蛇足でしたわ…。


というかなんというか。
私石田衣良とほんま相性悪いわ。
昔新聞で連載したた小説しか読んだことないんやけどおもんないー!って毎日言いながら読んでたので、それでも一遍の小説だけで判断するのは良くないと思って観たけどなんだかなー!原作未読なのでまた違うところもあるかもしれないけど、なんだか「女の人の気まぐれで妖艶で未知数ででも弱いところがある、男の僕にはよくわからないけどそういうところがあるって僕はわかってるし全部まとめて受け入れてるよ」って言われてるような。そういうのがわたしには本当に気持ち悪くて。うるせーー!勝手にわけわからんって決めつけて勝手に解釈したつもりになって自分とは違う生物に分類すんな!!!!!!ってギィーー!!ってなります。
音楽が非常に邪魔でな…。まじで気に入らんわ〜。俯瞰してますよ…って言われてるようなそうじゃない!!!って感じ。あゝ荒野みたいに作ってほしかった。