ここまでブランドが大きくなると大抵は他の人に任せたり違うブランドを作ったりするんだけどドリス・ヴァン・ノッテンは一本筋で、優雅だけど無骨さも感じられるというか...妥協しない、しなくてすむ恵まれた環境、ブレなさ加減がスゴイ。
何より人間的にできているというか、感情的になる場面が全然無かったし、アトリエチームの隅々まで目が行き届き気遣いも常に...などずっと続けるのは大変。尊敬いたします。
やっぱり美しい花や生地にかこまれてるとそうなっちゃうんだろうね。穏やかな性格に。
ファッションは本当に、一瞬で旬が終わっちゃうから、タイムレスなものが尊い。
浮き沈みと移り変わりの激しいファッション業界。
ヴァージル・アブローはいなくなり、
ルイ・ヴィトンはなぜかファレル・ウィリアムスがディレクターになり、プラダにはラフ・シモンズが、、、。
ヴェトモンて最近聞かないけどどうなったんだろ。
とにかく1994年のドリスのコレクションは初めて見てもすばらしかった。
愛を込めて長く着られる洋服しか欲しくない！
