ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男の作品情報・感想・評価

「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」に投稿された感想・評価

Ely

Elyの感想・評価

3.7
艶やかな服を作り続けるドリス。
ゲイの中でも派手なタイプではなく、寡黙に淡々と美しいものの制作を続ける姿が描かれている。

美しい館は息を飲むようで、
整えられた穏やかな生活に憧れます。
ドリスの「装い」はすごく自然で、クジャクが生まれた時から持ってる羽のような、お母さんが娘に編んであげた花かんむりのような、原始人が綺麗な石や貝で作ったアクセサリーのような、そんな美しさだった。
因みに彼の仰る 、大量消費社会の空虚なファッション の世界でちまちまデザインをしているわたしとしては、かなり耳に痛い部分もありました。
AyaeNomura

AyaeNomuraの感想・評価

4.2
「芸術」であると同時に「産業」でなくてはいけない、というのがハッとさせられた。
儚さみたいなものと美しさが詰め込まれていて、彼の私生活の様子もすべてが地続きでなんの疑いもなくよいものだった。
だぶ

だぶの感想・評価

4.0
ドリスヴァンノッテンの仕事風景とご自宅の様子をたんとお届け映画

作品製作過程をキチンと撮してくれるドキュメントいい。ファッション物だと絶対出てくるアナ・ウィンターが出てこないのもいい
ベルギーのブランド、ドリス・ヴァン・ノッテンの日常を捉えたドキュメンタリー映画。

ドリス・ヴァン・ノッテンの服は持っていないけど、デザイナーの日常が少し垣間見えて興味深い。

毎年2回のコレクション発表し、世間に認めてもらいながら商品の売れ行きも気にしなければ行けないというプレッシャーは相当なものだと思う。

服が好きだけではやっていけない業界。 デザイナーにはドリスのような完璧主義者が多いのかも?
とことんこだわり続ける人でないと、いい服は作り続けられないんだろうなあ。

ファションは芸術ではなく産業だ。
どんなに素晴らしくても売れなければ次の作品が作れない。

このセリフが印象的でした。
K

Kの感想・評価

3.6
まず、冒頭の2015サマー・コレクションで目を奪われ、森で見つけた蝶に見惚れるような気分になった。

ファッションに限らず、もの創りに携わる人なら、ドリス・ヴァン・ノッテンの制作風景や言葉から、多くの共感と刺激を得られる内容だったと思う。

特に、これだけ成功を収めたデザイナーが落ち込む理由に、次元は違えど勇気をもらえた。
海牛

海牛の感想・評価

4.5
ドキュメンタリーとして素晴らしいしか言えないドキュメンタリー。ドリス・ヴァン・ノッテンのことは名前くらいしか知らなかったが、限られた上映時間で限られた生活の一部を観ているだけで、彼というデザイナー自身や、その生活、美徳に根ざした思想から産み出されるアイテムがいかに信頼にたるということが多く語らずとも感じ取れた。その所以は、流行り廃りが取り巻く中で、変わらない美徳を持ち続けることは何よりの財産だとドリスが体現していたからだったと思う。ファストファッション隆盛の時代だからこそ、深く響くものがあった。ファッションは続いていく生活に溶け込み、寄り添うものであって欲しいと感じた。
ファストファッションを何年でも着倒すわたしです。ファストファッションは使い捨てと思うのはお洋服係数が高い人たちのもの。お洋服そのものに興味はそんなにないけど、自分が素敵に見える服は好きです。そういった意味で、あれ?わたしドリス着たほうがいいんじゃない?と思いました。ベーシックでありながら冒険しているというのが好きなポイント。たとえ庭は庭師が部屋はメイドが手入れをしているのだとしてもそこを突っ込みたくならず、ひたすら羨ましいな、と思いました。ちゃんとインドにも貢献してるし(品質管理大変そう)メゾンを売らないと決めたのは大正解だと思う。いろんなドキュメンタリーでメゾンを売って失敗してる人見過ぎた。時間割を多用するドリスを見習いたい(旅のしおりはわたしも作ります)取材拒否してた割によく喋るしプライベートもあけすけに語ってるのは監督のことを気に入ったのかな(いや、変な意味じゃなく)
Ako

Akoの感想・評価

3.5
自宅の風景が素敵すぎる。
花とファブリック。
目に優しいドキュメンタリーでした。
愛犬がかわいい。
ベルギーのデザイナー、ドリスヴァンノッテンのドキュメンタリー。
世界中の生地メーカーが彼の望む生地を作ってくれる。
「時代を超えたタイムレスな服を目指している」
「数ヶ月後に違うテイストで着られる服」
「トレンドを追わない」
彼の服はリアルクローズなのだ。

レディースももちろん素敵だがメンズも素晴らしい。
ラスト、オペラ座のショーは息をのむ美しさ。
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