はる

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~のはるのレビュー・感想・評価

3.3
チャールズ・ディケンズが、如何にしてクリスマスキャロルを書き上げたか。クリスマスキャロルがどのような物語なのか、ディケンズの過去、憂い、現在を混じえながら鮮やかに描きだしてます。

クリスマスって好きなんですよ。街全体が煌いてて、その日だけは奇跡が起きそうで。クリスマスキャロルが今日のクリスマスを祝う風習のきっかけだったなんて知らなかったなあ。

クリスマスキャロルを読んだことはありませんが、ディズニー版は見たことあります。とっても勉強になったし、できればクリスマスの日に見たかった!

クリスマスキャロルって、人生いつからでもやり直せるよ、遅すぎることはないよって話なのでしょうか。優しい物語だなあ。人は何かしらかの後悔を抱え生きてるからこそ、そのメッセージが心に響くんですよね。

クリスマスキャロルの物語と現実が交差してて、ファンタジーっぽくもあり、小説を書きあげたときのディケンズって、案外映画どおりだったのかなとも思えて。こういうタイプの作品もっと観たくなりました。
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