ムギチャ

アース:アメイジング・デイのムギチャのレビュー・感想・評価

5.0
まず、朝日が登るときのリアクションから。

アフリカで夜通し狩りをしていたサーバルは眠りにつき、太平洋の島では日光浴をして体を温める爬虫類もいる。その同じ爬虫類のなかでも孵化してすぐの子どものイグアナをヘビは待ち構える。曲がりくねった場所ではヘビが強いが、平坦な場所ならイグアナの足が早い。

植物や虫もそれぞれのリズムがある。
竹は1分で1ミリ伸び、その栄養価の低い竹を好むのはパンダで、1日14時間食事をする。大人のパンダは竹を食べるが、子どものパンダは母乳で育つ。

他の種族と争うばかりじゃなく、同じキリンでもオス同士は縄張りを奪い合う。


それぞれの生き物は、生き残るために進化して対応してきた。太陽が傾くころ、過酷な環境でカゲロウは500万匹が一斉に姿を表し、羽化するとすぐに求愛のダンスを始める。成虫の寿命はわずか数時間しかなく、食べることをせず、食べるための口すらない。日没までに相手を見つけ、交尾し、産卵し、死んでいく。
ムギチャ

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