トノモトショウ

夜の大捜査線のトノモトショウのレビュー・感想・評価

夜の大捜査線(1967年製作の映画)
3.0
ある一定数のレイシストによって黒人差別がおこなわれているわけではなく、黒人を人間として扱うことを意識的に拒否する田舎町の空気感がそのまま画面に表れていて、常に緊張感が漂っている。推理ミステリとしての脚本も良く、その中で白人と黒人が信頼関係を築いていくエピソードの構成が巧い。