夜の大捜査線の作品情報・感想・評価

「夜の大捜査線」に投稿された感想・評価

『野のユリ』とは打って変わってこちらはガチガチの人種差別世界。
当時の南部のリアルな状況がわかる。
その中にあり、ポワチエの理知的で力強く、気品ある佇まいで差別という妄執をぶっ飛ばしてるのがめっちゃ素敵
差別主義者だった署長との絆、ラストシーンの視線を交わす二人の表情にシビレまくった。
南部の綿花栽培農園始めロケシークエンスがたまらん。
サスペンスと人種差別問題を節度を以って訥々と説いていくようだ。

ただし、スタジオ撮影シークエンスはテレビドラマぽく映画としての色気が弱いのご残念。

署長役のロッド・スタイガー。
「質屋」の主演と同じ⁈
凄いな、この人。

〜〜

今日の一曲

特捜最前線

https://m.youtube.com/watch?v=X3nuJMk-OWc&t=98s
kirio

kirioの感想・評価

3.8
テーマ性や物語もさながら
クインシー・ジョーンズの音楽がかっこいい!
えり

えりの感想・評価

3.9
人種差別を扱っているが、テンポ良くストーリーが進み、重くなりすぎずに観ることが出来た。サスペンスとしてはスリリングさに欠ける感じがしたが、終始毅然とした態度でありながら、素直で人間らしさを感じられるヴァージルのキャラクターが素敵で引き込まれた。

鑑賞後は凄く感情が揺さぶられるといった事は無く、少しだけ切なく、少しだけ温かい気持ちになり、少しだけ後味の悪さが残った。それが逆に絶妙なバランスで心に残る1本だった。
じぃじ

じぃじの感想・評価

4.5
元々は地上波洋画劇場で何度も見て、さらにCS放送で録画して鑑賞している。子供の頃はシドニーポアチエに感情移入していたが、やはり今は断然ロッドスタイガーの署長の心の移り変わりに共感してしまう。人種差別というシリアスなテーマをサスペンスの名を借りた不器用な男同士のある意味友情のドラマに仕立て上げている。南部の独特の保守的雰囲気も良く出ている。主演の二人は勿論だが、私はウオーレンオーツの扮する警官が狂言回し的で気に入っている。レイチャールズも最高!
シドニー・ポワチエとロッド・スタイガーの演技合戦。

今、活躍している黒人俳優達はこのレジェンド シドニー・ポワチエが居たから成り立っていると。
正にファーストペンギン🐧。

偏見で殺人犯を決めつけてしまう白人地元保安官を、ロッド・スタイガーが演じる。

黒人だが都会のやり手刑事をシドニー・ポワチエとのやり取りが肝の映画。

この他にもシドニー・ポワチエ出演作傑作多いですよ。
『踊る大捜査線』の題名は、この映画と『踊る大ニューヨーク』から来た?
「勝手にシンドバッド」は「勝手にしやがれ」と「渚のシンドバッド」だが。今から見たらありきたりのストーリーだが、当時は新鮮だった。
差別的な映画であり、アンチレイシズムという。順次良くなればいいんだ。
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。

作られた年代からいえば秀作サスペンスなんだろうけど今みると色褪せていると感じた。ストーリーと展開は平凡。

南部の黒人差別を扱いポワチエが敏腕刑事を演じる。それがこの作品評価する大きなポイントの1つだったように感じる。また南部の典型的な警察署長が苦々しくも黒人と手を組んでいく様も作品を評価する大きなポイントだったに違いない。

でもそれ以外のストーリーに緊迫感を感じない。ポワチエと署長が出会うシーン1つとってみてもダラダラしている。もっとスパッと次のシーンに行けばいいのになとも感じる。

しかしながら「この時代にこのテーマ」を描くだけでも評価したい。黒人が当時のハリウッドで主役を張るだけでも大したもの。

ただその域は超えないと思った。
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