「うっはぁ(笑)、なにこれ、ダサかっけぇ！カメラマン変わった？」
【撮影】9
【演出】7
【脚本】9
【音楽】8
【思想】9
当時
満席の映画館で観ましたが
再視聴
やはり面白いです
映画って本当にいいもんですね(^o^)
ひとつの作品を
仲間たちと共同で制作した経験のある人は
ものすごく共感できると思います
ものづくりの過程の楽しさと
つくられたものを享受する楽しさ
両方味わえる稀有な作品です
もうさすがに
ネタバレありでレヴュしても大丈夫でしょう
ただし未見で
これから観るという方は
以下は読まずにお願いします
（1）ゾンビ映画を作る撮影クルーがゾンビに襲われる
（2）というドラマを制作する人たちを
（3）映画にする
という三重の構造
開始37分で理解できるのは
（1）と（2）だけ
その後の60分で（3）が描かれ
エンディングロールで更に
（４）この映画そのものの撮影風景が流れます
ですので厳密に言えば四重の構造
この四つの構造全てを観客が楽しめるように
様々な工夫や伏線が張り巡らされています
それらに共通しているのは【愛】
映画に対する
仲間たちに対する
父の娘に対する
娘の父に対する
最後の人間ピラミッドと
肩車はその象徴
爽やかさの家元！
面白さはお金なんかかけずに
工夫次第で無限に深められること
結局人間が感動するのは
恥ずかしいくらいにストレートな【愛】
活力を得たいすべての人にオススメします！
