映画そのものの面白さもピカイチだけど、朝1本目の映画館が満席であちらこちらから笑い声が聞こえる状況になんか感動してしまった。終わってから劇場出てエレベーターを待つ人の塊みんなが興奮していて、その光景に泣けた。
いい映画だーーー
公式twitterで監督さんも言ってるけど、低予算で無名「なのに」できた名作ではなく、低予算で無名「だから」できた名作なのだと思う。きっと外国の映画がやたら面白く感じられるのに少し似た原理で、役者さんたちの普段の顔や他の作品を知らないからこそ入り込める部分がある。これを有名俳優がやってたら大幅に面白さは削られてたと、個人的にはほぼ確信してる。
わざわざ映画館で見るべき映画とは「映像や音楽が迫力満点で、大画面や音響を味わうためのもの」だと思ってたけど、そうじゃないんだなと気づいた。映画館で映画を見る体験の楽しさを改めて知った気がする。
