乳酸菌

カメラを止めるな!の乳酸菌のネタバレレビュー・内容・結末

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

今日観た日にネットで例の件がタイムリーに上がってたと言うね笑

もう、この手の映画にあーだこーだレビューしようがないと言うか。つまらない映画だったら怒りに任せてだらだら愚痴をつらつらと書き綴るけど、もう、単純に兎に角「面白い!」って映画に重箱の隅をつつくのも野暮でアリ。トンネルのシーンが無かったとか。

面白いモノを作るぞ!って考える事は誰にでも出来る。が、それをこの作品の様にしっかりと当初の目的、終着点に持っていくのは物凄く大変だし、モチベの維持も、しかも、制作する大勢のスタッフの熱意が何処か一点でも欠けたら、瓦解しかねない、そんな場の空気感もこの映画は観せてくれるのは、それすらエンターテイメントに仕上げている辺り、映画のアイデア勝負、予算じゃねぇよ、な凄まじい頑張り具合がヒシヒシと肌を刺す様に伝わってくる、映画に掛ける情熱。

個人的に印象的だったのはホワイトボードに書かれた諸々の設定。全ては緻密な設計図無くして高い完成度の作品は作れない。これは何にでも言える事だと思うけど、やっはり、一概に「つまらない!」で片付けていた映画も「完成させる」と言う着地点に持っていくだけでも大変だと、そう思わされて、色々な視点で評価出来るのも、単に「楽しかった!面白かった!」一辺倒で無い作品かなと。
乳酸菌

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