カメラを止めるな！のグレアムの手紙のレビュー・感想・評価

『one cut of the dead』という駄作に生命力を吹き込むのが『カメラを止めるな！』なのだとすれば、この作品はまさしく"ゾンビ映画"だし、人は誰しも自分はゾンビになるまいと思いつつもゾンビを生み続けていることに気づかされる。

酒で逃げることもなく、自分の情熱にも妥協もしつつ、でもふとしたきっかけの爆発で大切な存在と繋がる瞬間が訪れるのが喜びかもしれんね。