キネマ寸評

カメラを止めるな!のキネマ寸評のネタバレレビュー・内容・結末

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

今頃観たのだが、なんというか、ちょっと。総じて評価高いし、オチが二回あるとかすごく期待したのですが、。
いや、映画を作る、というその裏方の感じは確かに面白いし引き込まれる後半のスピード感や緻密な構成だったと思うし、相当あの脚本練り込むのも頭いいと思うし、努力も感じられて好感、
なんだけど(世の中のファンの人何度もすみません)ゾンビを題材にしないとフックしないものとか、極端に個性作りすぎて香ばしくなっているキャラクターとかがちょっと僕には匂いすぎてダメでした。それでいてサラリーマン的な空気読み忖度とか家族劇でのオチつけなどが東洋的だったりして、更に、テレビ放送で観たのですが、テレビの異様なPUSHのし方とか”カメどめ”とか略まで#しちゃうとこなんかのこちらを置いてけぼりにする興奮度の高さが僕とすれ違いを加速していき…。
ラストの曲もなんかチープなんですよね、軽すぎて。ザ・ハッピーエンド、みたいな感じで…。
いや、面白い映画と思います。
でも相性の問題かもですね。

追伸
エンディング主題歌盗作話があり、調べてみたら確信犯でビックリ。実は当日観た時僕はこの曲をライセンス買って作った日本語カバーサンプリング曲だと思ってオリジナルだとは疑わなかったんですね。それくらいにオフィシャルな感じのある意味カラオケのような曲。映画自体もそういう意味で色々なエッセンスの合体だったから香ばしく感じだのかなと…。いやそれが悪いとは言ってませんがね、昇華のさせ方の好き嫌いなのかなと、思いました。
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