モロッコの砂漠に2人で住む夫婦の実話。この2人に双子が生まれるが彼らには2人の子供を養うのに十分な食料がない どうなるのっていう話


ただホントに2人だけで簡易的な家に住んでいて 井戸に行くのに長い距離歩いてるし それなら井戸の近くに住めよ とか そんな事になる前にさっきの人たちんとこ行けよとか 色々気になっちゃうところが多い
砂漠ならではの理由があるのか分からないけど オチよりマシな何かはできたんじゃないの

ただ砂漠の画はめっちゃめちゃ綺麗

70くらいのお爺さんがドイツの喫茶店で笛を吹き半生を音楽で語るというもの。
ベドウィンしてた頃の悲しい記憶なのだけど、とても美しい笛の音だった。僕も喫茶店にいたら聴き入って泣いてたかもと思う。
制作費の問題なのかベドウィンなのに集団行動をしてないとか、セリフないし双子だからわからないし笛爺とベドウィンが同一人物とか分からないしあらすじ読んでないとあらすじがわからないんだけど、わからなくてもいいような気もする。
とある夫婦の悲劇と綺麗なサハラ砂漠と音楽だけで脳に良い。ベドウィンの生活とサハラの空気を感じるだけでこの映画は良いと思う。

アフリカの西端の笛のリードが篳篥のリードと同じというのが気になったのと、ハエがどうしても赤ちゃんの目に入りたがるのが何故なのか気になった。

あらすじを読むと
ミュージシャンが音楽を通して半生を綴るドラマ。双子の男の子を産んだ母親は1人しか育てられず、引き裂かれる思いで決断を下す。

と書かれていたが作品からは殆ど見えてこない。⁇

モロッコのサハラ砂漠に住む夫婦(女性は上記の人)の間に双子の男の子が産まれる。その夫婦の砂漠の生活が彼らの台詞無しで流れる。

ハエの音が始終聴こえて来て不衛生さを感じるが彼らは気にもしてない。ただただ驚き！この砂漠になぜ住み始めたのか、まずは知りたくなった。最後の最後までこちらの想像が掻き立てられた。

ただ、砂漠は癒されます