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愛の病のchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

愛の病(2017年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2018年に公開されたヒューマン映画です。監督は吉田浩太さんです。
2002年に起こった和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件を題材にした作品です。吉田監督が3年間構想してようやく作品化されました。事件の内容をリアルに表現していることが評価されました。興行収入は発表されていませんが、コア層をターゲットにした作品です。

【感想】
R指定されているため、かなり刺激的な作品となっています。実際の事件が題材になっているため、他人ごとではないと感じました。若い世代には見てほしい作品ではありますが、好き嫌いがはっきり分かれるような作品ですので、慎重に選んでいただければと思います。気になった方はぜひご覧ください。

【あらすじ】
原田エミコは若いシングルマザー。夫と別れ乳飲み児をつれて実家にもどった。両親と兄夫婦が同居する実家には生活費を入れなければならない。出会い系サイトのサクラをはじめたところ、だましトークの才能に目覚める。若くて美しいエミコには多くの男が連絡してきて、そこそこの収入が得られるようになった。4年後、エミコの悩みは収入の頭打ちと、元夫のエイジが金をたかりに来ることであった。そこで仁志真之助という、しつこく連絡してくる男に目をつけた。デートに応じた上で「自分はヤクザの親分の娘」と嘘をつき、後日「若頭の小鉄」という声色(こわいろ)を遣って真之介に電話をかけ、エイジを町から追い出すこと、「登録料」の名目で組に金を納めることなどを要求した。真之介はまんまと騙された。真之介は懸命にエミコにつくしたが、エミコにとっては「カモ」にすぎない。エミコは頼りになるパートナーを求めていた。そんなある日、白石アキラと出会う。ふたりは一目で恋に落ち、深い関係になった。しかしアキラは「結婚はできない」という。病弱な姉、香澄を介護しなければならないからであった。どんなに邪険にされても真之介はエミコ命であった。エミコは真之介に抱かれ、妊娠したと嘘をついて50万円を振り込ませた。金に困った真之介はついに勤務先の事務所に忍び込み金を盗んでしまう。エミコは50万円を香澄に治療費としてわたし、香澄とアキラの姉弟に取り入ろうとした。しかし弟が騙されていることを心配する香澄は金を返し「アキラに近づかんといてください」とエミコに告げる。「小鉄」(エミコ)は香澄を殺すよう真之介に命じる。

【出演者】
・瀬戸さおり
・岡山天音
・八木将康
・山田真歩
・佐々木心音
・黒石高大
・藤田朋子
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