そらになるらむ

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅のそらになるらむのレビュー・感想・評価

3.0
「彼のどこに神性が?」

高校のころ「月と六ペンス」を読んで、いたく共感した。高校生のくせに。
私には当時から、世捨て人願望があったのかも知れない。

何がいいたいかわからないと酷評されている本作。でも私にはちょっとだけわかったような気がする。
誰しもが、やりたいことを、やりたいように追求する。他人のそれも受け入れる。タヒチ、それが君の選んだ地。

「我が道を行き、終着点を見たい」