一見狂気の映画に見えるけど、実際は映画中で男と女が背負っていた役割が交換されただけなんだよな、と思った。アルマは主人公に向けて従順でピュアだったけど、ある行為をゲームのようにしてしまう。それに対して主人公もゲームのような生活のしきたりの中で、最後はアルマに従順になる。
装苑に、なぜ昔から女性には幽霊になって男性の枕元に立つという役割があるのか、という題でこの映画についてのコラムがあって読み応えあった。
大晦日のパーティーシーン全てが完璧だった。
職人たちの白い衣服と、主人公の姉の黒と主人公の赤が印象的。ドレス職人とその恋愛の駆け引きがどう関係があるのか気になる
