このレビューはネタバレを含みます
新宿武蔵野館
『レベッカ』ぽい、という意見を聞いていたが、あるシーンでそのままオマージュだな、という所があって面白かった。
ダニエル・デイ=ルイス出演作を初めて観て(引退しちゃうなんて!)あれー!この人こんなにハンサムなんだとびっくり。箱や包み紙まで手触りの良い高級品のような雰囲気を感じた
アルマとの朝食シーン、彼女がなんと言われようと好きなように食事するのが好きで、レイノルズが子どもみたいにいちゃもんをつけるのにまったくこの人は…と思わせつつ、アルマがフォークを引く音、バターをガリガリ塗る音を本当に不快に感じさせるように撮っているのが絶妙で上手い!
最後はもうなんだか2人だけの世界すぎて笑ってしまいましたが、こう終わらせるんだ〜!と驚き。医者との会話はレイノルズを殺したと思わせるミスリードかな。オムレツに入れたキノコを噛んだ時の音までハッキリ聞こえてぞわぞわしました。
「生活」を覗きたいと思って映画を観る人には向いている気がします。ラプサン飲んで、盛り盛りの朝食を食べよう!憎くて愛しいあなたやわたしにオムレツを作ろう!