マロンミルク

ベン・イズ・バックのマロンミルクのネタバレレビュー・内容・結末

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ベンイズバック
いろんな意味で、ベンイズバックでした。鑑賞中も、いろんな意味で、『ベンあかん‼️ベン‼️べ〰️ンカムバック〰️』と心の中で叫んでました(^ω^)

『ビューティフルボーイ』『ある少年の告白』に続いて、薬物青年三部作(勝手に言うてますう(^ω^))のこの作品のムビチケがラジオで当選も、そない興味なかったんやけど、あの『ギルバートグレイプ』の脚本家さんが監督、脚本ならばと。私ギルバートグレイプ大好きなので。結論からいうと、あともうちょっと欲しかった〰️(^ω^)サスペンス要素もあり、ずっと飽きずに面白かったですが、ラストもうちょっと〰️と。ベンと母親の長い1日みたいな感じでまとめた為なのか?

薬物依存性のベンが、クリスマスの前日に、1日早く、突然自宅に…
嫌な予感しかしない、妹?(姉?あとで調べます)。継父。喜んでいるのは、愛犬と、父親違いの弟と妹と母親。また母親は慌てて、薬や貴金属を隠す…
ベンが帰ってきたことを嗅ぎ付けた、昔の悪い仲間。
またベンが薬物のディーラーをしていたときの客などがまたベンのまわりを…

そんなある日、クリスマスで家族で教会に行ってる隙に、家が荒らされ、愛犬(メチャクチャ可愛い。犬好きのマロンミルクにはたまりませんわ)も連れ去られていた…ほれみたことかと、継父はベンをなじる…飛び出すベン。そのベンを追いかける母親のジュリアロバーツ。そこから物語はサスペンス要素にもなって、さあ愛犬とベンは?続きは劇場で(^ω^)

薬物依存性の息子を守る為に、危険を省みずに過剰なまでの母親。でもそこまでしないと断ち切れない‼️
また医者の処方箋の過剰摂取からでも薬物依存性になるという怖さもありました。その処方した、医者への皮肉良かった❗スッとしました(^ω^)

最近はこの作品も含めて、差別的なこと、MeeTooやジェンダーのこと等の複雑な難しい問題で、いろいろ考えさせられる作品が多く、この作品も、スカッとするわけではありませんが、ジュリアロバーツもルーカスヘッジズも、熱演で良かったです。ジュリアロバーツも『ワンダー』とか、すっかり母親役に。

ベンは薬が欲しくて1日早く帰って来たのか?ほんまに母親のプレゼントとして、また愛犬に会いにたまらず帰って来たのかは、この際考えません(^ω^)どっちにも取れるし。どっちにしても、これからも薬物と闘わないといけないし…

ルーカスヘッジズとキャスリンニュートンは『スリービルボード』『レディバード』にも共演していましたね。
この二人が出演していると、なんとなく学園物に見えるのは私だけ?(^ω^)
キャスリンが可愛いので、点数ちょっとオマケしました(///∇///)

本日は水曜日でレディースデーのためか、母親らしい女性が多く来場されており、出口でけっこう皆さん、自分の息子ならどうする?的な会話が多く聞かれました。
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