ベン・イズ・バックの作品情報・感想・評価・動画配信

「ベン・イズ・バック」に投稿された感想・評価

記録。
一見クリーンなようでもそれがいつ揺らぐかもしれない薬物中毒の恐ろしさ。
そんな魔物を宿した息子をどうにか救おうとする母ジュリア・ロバーツの演技がとても良い。
この母親、息子が依存症になるキッカケを作った痴呆の医者に凄まじい悪態ついたり、Fワード吐きまくりだったりで、ステレオタイプな理想の母親像とは異なるが、所謂清廉潔白タイプの母親ではこのような物語の運び方は出来なかったと思う。絶対なる母の愛を確かに感じられる。

もう本当、クスリはダメ絶対。
nana

nanaの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

完全にルーカス・ヘッジズ目当てだったけど見てよかった。強い母役のジュリア・ロバーツかっこいいな。家族に迷惑かけすぎって思ったけど、依存症になったのは鎮痛剤の過激摂取からということに驚いた。自ら薬物に手を出し依存になった訳ではないのが家族にとってもベンにとっても辛いだろうな。調べてみたらアメリカでは実際にオピオイドでの依存症が問題になってるんだね…私はハッピーエンドとは言い切れないけど、どちらかといえばハッピーエンドかな(これから先の話がきになる)と思ったけど、他の人の、生きない方がみんなのためなのでは?というコメントを見てそれもそうだなって思っちゃった
出た!ジュリア・ロバーツお得意の己の信念で突っ走る母。今回はほぼ同年代の息子を持つ母としては共感できるどころか何度もちょ待てよ!と往年のキムタク化しそうになるぐらい母親の言動の一貫性のなさとエゴとダブスタぶりにムカついた。彼女の周りが見えないほどの息子溺愛ぶり(マギーのママが気の毒すぎた)&過干渉が当人の立ち直りを一番阻害している気がしてならなかった。

しかし、実際に我が子が薬物中毒で更生施設入りしていない以上、私が彼女と同じ心境になどなれるはずもなく、まして彼女を責めるなど所詮親子の修羅場をまだ知らない私の思い上がりなのかもしれない。まして、彼女がそこまで強迫的に我が身を呈して息子を守ろうとする思いの根底にあるのが自らの離婚で子どもたちを傷つけたことへの負い目なのだとしたら、なおさらその重く複雑な思いの深淵に共感できるわけがない。

ともあれ、近年アメリカで大きな社会問題になっているというオピオイドクライシスについて、改めて学ぶきっかけになったという意味では、ものすごく鑑賞意義のある作品だった。
ちなみに興味のある方向けに、こちらの記事が非常に分かりやすかったのでご紹介しておく。
鎮痛薬オピオイド危機に見るアメリカ社会の病理と深層
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/17426
saya

sayaの感想・評価

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処方された鎮痛剤の過剰摂取で薬物中毒になる人が急増して、アメリカで非常事態宣言(オピオイド危機)が出されるまでになったっていうの、最近の事なのに全然知らなかった。

体調悪いの治したくて処方してもらった薬で今度は薬物中毒になるって元も子もないと思うけど。
劇中では学校の先生が教え子に薬売ってたりっていう描写もあって、それがすごくリアルで怖くなった。なんなんだその状況。

現実突き付けられてじんどくはあるけど、ベンのお母さん役のジュリア・ロバーツの力強さに重くなっていた気持ちを引っ張り上げられる感じがしました。
映画が終わったところからまた彼らの戦いが始まるんだろうな。

あと、監督とベンを演じてたスーカス・ヘッジズ君は親子なんですね。
親子で一緒に映画撮るって素敵だな。
fumifumi

fumifumiの感想・評価

3.5
ジュリア・ロバーツの母親役、プリティーウーマンもこんなに、リアルな母親役をみせてくれる人生のキャリアを積んだんだなぁと。

とにかく、母の息子への愛情の深さは、万国共通!という映画に、また、出会った。
私には、息子は、おろか、子供はいませんが、身近な息子を持つ母親の皆様を観ていると、皆、息子への思いというのは、娘へのものとは違うものを、日頃から感じている。
主人の母もそう!

薬物依存症への啓蒙活動も合わせもっいる社会派映画とも思いましたが、やはり、息子を思う母の愛情にスポットがあたっていました。
また、息子からの母への愛も。

必ずさいごに(母の)愛は勝つ~かな。
ただ、この、親子のタッグを組んでの本当の闘いは、映画のラストシーン、これから始まるんだ!と思いました。
余韻を残したラストでした。
これは想像以上に面白かったな。まあ普通のドラマなんだけど薬物依存症の取り巻く姿を描いていてこのやりとりがいろいろと興味をそそられる。母親の環境も決してベストではなく、そして決して褒められたものではないタイプなのもまたいい。どうも監督さんの育った状況にも関係しているらしく、そのせいか間もよくて骨太の内容になった。また、あの息子さん役って監督さんの息子さんなんですね。そして母親と息子、ここでも絶品の演技を披露してくれています。これだけでも十分に惹きつけられます。
お話の方ですが、息子結局薬やるんかい!って思ったし、処方箋で中毒にってのもなんかすごい話。個人的には母親の「息子中毒」ってのにも引っ掛けているのかと思った。
blackflag

blackflagの感想・評価

4.2
薬物更生施設から
クリスマスを家族と過ごすため
無理やり戻ったベンと家族、
そして周りの人たちの映画

本当に薬物は信頼を失う…

地元もすごいゲットー…

家族も大変…

すごいいい映画でした。

これ見て薬物をやる人が
減って欲しいです。
薬物依存で施設に入っていた息子が、クリスマスに一日だけ帰ってくる。
薬物に溺れた息子を、妹と継父は警戒する。母は責任をもって監視するからと家族を説得し、迎え入れる。
そういう話なんだけど、そういう話なだけではなかった。

ベンの依存している薬物は、そこらで売っている鎮痛薬。オピオイド危機で検索すると出てくる、アメリカでは結構な問題になっているもの。医師から処方されたものがきっかけで、そこまでなるのかという驚きがある(母の思い込みかもしれないけども)。
息子であるベンの落ちた穴の深さと暗さに愕然としてしまうし。一度深い穴に落ちた人間は、光あるところへ逃さないよう包囲されてしまう、社会の暗い部分だよなあ。

家族も巻き込んでしまった苦しみ、母の愛を感じているからこその選択。
そして、誰よりも怒り、悲しみ、愛を注ぐ母。

ラストはなんとも不穏な終わり方だけど、やはり深みにはまった人間にとって、幸せはずっと遠くにあるものだと感じさせて良かったと思う。
人の強さも弱さも、矛盾した行いも、リアルだなーって。 

できれば、こんな不幸とは無縁に生きたいものです。
ジュリア・ロバーツ主演作品鑑賞、人生2作目!(笑)

…だけど、お気に入りの方には、大変申し訳ありません。m(__)m

個人的には、正直 全然響かな~い。

てか、寧ろ不愉快。

ワンコ捜索の為とはいえ、かーちゃん連れ回しての薬物取引のルート巡り。
親から銭もらって詫び入れとか、親も子も甘ちゃんで、双方イイ歳こいて何の話なんだか…。

男なら自分のお尻は自分で拭きなさいって言いたくなる作品。


ポン中かスジもんにでもなった話の方が余程マシな映画でした~。

イライラ〰️!!😠
合法であっても安全ではなかった。
大切な人の人生まで大きく狂わせてしまい、家族や自身を信用できなくなる恐ろしさ。
支え合う一家族のドラマチックさ云々より、開発や処方の企みから次々と蔓延し、知らずに苦しむ人が多い事態に気づかされる。
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