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ドント・ウォーリーのmihoのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
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ルーニーマーラがとんでも無く可愛くて、ホアキンが現実世界でもああやって楽しくルーニーと過ごしてるのかと思うと最高だった。ホアキンが転んだ時に助けてくれるシーン心温まったし、その子がmid90sの子達だった。ジョナヒルが痩せすぎて判別不明だった、普通にあの事故起こした友達かと思ってたら全然違って、え?まじ?そっちだった?まじ?ってなる(顔変わったなあ太ったんか?と思ってた笑)。

何かに大きく依存している人がそれを断とうとするとき、物理的な依存症状以外に、精神面で強烈に自分に向き合わないといけないの辛い。逆に依存がない人や、自覚してない人、自覚があってもそれに向き合わない人はここまでのレベルで自分の真の姿に向き合うことはほぼないわけで。弱っている上で、自分の弱さと対峙するのは、想像を絶してすごいことだなと思った。

少し前にどハマりしたTHIS IS USでも主人公の1人がアル中になるんだけど、それでも同じように自分ととことん向き合う。自分が迷惑かけた人や謝らなければいけない人、感謝を伝えなきゃいけない人、全てに対して真正面に向き合うの。そして家族も同じように向き合って、助ける。それってすごいなと思う。あと自助グループがいたるところにあるのも驚いた。その時その場でやっているグループを探せばすぐに見つかるみたいだった。アメリカ社会の中毒問題の根深さを知ると同時に、その解決策の提供域の広さに感動した。
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