このレビューはネタバレを含みます
アルコール依存症の会でみんなアルコールにハマっちゃった理由やきっかけがあって、そりゃそうだよなあと思った。
心臓にガンがある女性が最初にジョンに話しかけてくれるんだけど、自己憐憫に走ったらちゃんと怒ってもくれるんだよね。会のみんなとの関係が本当に素晴らしくて、映画としてはちょっと苦言を言いたくなるポイントもあったけど見終わったあとはジーンとなりましたね。
それにしても、人の話を聞いて我が身を振り返ることがセラピーになるなんて不思議だよね。人間は想像よりずっと弱いし、自分のことなんて分からないってことだ。
あと個人的に車いすでぶっ飛ばしてたら転んでしまったときに助けてくれる少年たちとの触れ合いはよかったですね。ほっこり。