翠

ドント・ウォーリーの翠のネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

事故に遭うまでがコミカルに描かれていた気がしたが、その後アルコール依存症を治す自助グループ?に行った後は結構シリアスだったんじゃないかと思う。
半身麻痺した主人公が、皮肉を纏った漫画家になり過激な人生を送る話を想像していた。が、思ったよりだいぶ違った。

ある夜知り合った、主人公と同じくアルコール依存症っぽい男性の運転事故により半身麻痺で車椅子生活になった主人公。
介護士に当たり散らしたり、車椅子が壊れたと介護センターのようなところに当たったりの日々。
しかし、ブラックユーモアたっぷりの漫画を描いたら大学新聞に載ることに。
アルコール依存症の自助グループにも入り、トップの人から周りも自分も許すことを教えられ、関わった人たちに謝りに行ったり。
主人公の最期までは描かれていないが、全てを、自分自身も許すことで救われるんじゃないか、という終わり方。

ホアキンといえばジョーカー。
ジョーカーといえばあのスタイルの良さを想像していたが、役によって全然違うところに驚き。
冒頭のロングヘアアル中だった頃の主人公はなんとなく面影あるかな…
半身麻痺の大変さ、そこから何かを見出すこと。元気に生きた主人公を見習いたくなるね。
翠