ハル

ホウ・シャオシェンの レッド・バルーンのハルのレビュー・感想・評価

4.8
アルベール ラモリス『赤い風船』のオマージュ。大好きなジュリエットビノシュやイポリットジラルドが出演している。赤い風船のたゆたう動きは、定まらず、不安定でそこはかとない人々の生を、と勘ぐってしまうがなんともいえない心地良さがある映画。赤い風船がこんなにも映えるパリが素敵過ぎると。東京で赤い風船を自由にしてみたところどうなるやら。とりあえず電線にひっかかり、犬が吠えて一週間が経つその傍らでの人間模様。皆、赤い風船を見て見ぬ振りをし、しかし、東京人は日々忙しくしているがさりげない日常の中に小さな幸せを感じながら生きてますよね?赤い風船?いや〜見てないね〜、ホウシャオシェンの赤い風船なら観たけどね〜。この映画良いよ〜マジで、
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