ボリウッドにハズレなし！
音楽も歌も素敵な音楽映画だが、今作は何より母娘の愛の物語。母の愛の大きさに、何度も涙させられた。
さらにはチンタンや弟くんが可愛くて、ホッコリさせられるシーンの多いこと。パスワードを手のひらに書くシーンは、誰が観ても幸せになれる。
そして影の立役者アーミル・カーン。この人の幅の広さは凄まじく、何度爆笑させられたことか…。「きっとうまくいく」とも「ダンガル」とも「PK」とも違った魅力が存分に出ていた。
号泣必至のラストに様々な愛の物語と、至る所に仕掛けてある笑いどころが非常にバランスよく、また素晴らしいインド映画に出会えたことに感謝したいと思える作品であった。
