レイニーデイ・イン・ニューヨークのサンドラのネタバレレビュー・内容・結末

まずは主演のふたりティモシーとエルが最高…！冒頭ふたりで仲睦まじく並んで歩いてる画だけでご飯3杯はいける。くらい旬なふたりの瑞々しさ溢れ出る絵面。ニューヨークを案内したくてたまらないギャツビーが可愛すぎる。アシュリーの天真爛漫ぶりも微笑ましい。そして印象的な色使い。TVでアシュリーと人気俳優のデート報道を見た後の一面の青、なんとも切ないティモシーの表情と、ブルーな心情。分かり易すぎるくらい下心ダダ漏れのおじさん達には辟易しかけたけど、結局何事もなく、ふたりは仲直り…かと思いきや、ラストの急展開、突然のさよなら。え！？こんなにさらりと！？って観てるこっちも、急すぎる展開について行けないアシュリーと同じ感覚で馬車に乗ったまま置いていかれる。でもそのさらり感も決して不快なものではなくて。あんなオシャレな別れ方ってあるんだ(ティモシーだから？)。ギャツビーママの告白シーンも良かったし、中盤まではコメディチックに淡々と進むけど、終盤にかけてのテンポ感とオシャレさで一気に惹かれた。ラストシーン、ティモシーとセレーナの雨の中のキスも画が素敵。クラシックなバー、ホテル、ニューヨークを巡りたくなった。