サンドラ

ボーンズ アンド オールのサンドラのネタバレレビュー・内容・結末

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ティミーのwonkaレッドカーペットの抽選に外れた悲しみを昇華すべく…。観たかったのが結局観られていなかった本作がアマプラに出ていたので鑑賞。call me by your name激ラバーとしては、ルカ・グァダニーノ×ティミーのタッグは外せない。冒頭指喰いちぎりシーンの衝撃。でもそうなることは分かっていたよ…いつくる…そんなに近づいちゃダメ…指なんて見せないで…いつくる…キタァアアーーー!!!👄💅🩸🫣同類として登場した人物は揃いも揃ってリー以外みんな絶妙に気持ち悪い。終始ソワソワしてしまって警戒を解けないような怪しさがだだ漏れてる。その直接的ではないのに溢れ出す気持ち悪さの描き方も秀逸。ラストは切ない。愛だけど、本当の意味で(物理的に)一体となったと言えるけど、きっとマレンはリーを失ったこと、それと同時にまた続く孤独、そして自分がその決断をしたことを一生後悔するだろう。それともルカ監督は、call me by your name(君の名前で僕を呼んで)然り、ひとつになることの究極のかたちを描きたかったのか。いずれにせよ、ルカ・グァダニーノの愛の描き方はノーマルにはなりえないね。主演のテイラー・ラッセルが綺麗で、物事の奥を見透かすような表情が素晴らしく、とても魅力的な女優さんでした。
サンドラ

サンドラ