このレビューはネタバレを含みます
NYの雨はそれぞれの幻想を融かして、ロマンチストは運命へ流れ行きます。
アシュレーを狙う3バカをご紹介しましょう
世界観押し付け内向的映画監督
自分のこと棚に上げて寝とられ激昂脚本家
フランシスコ・ヴェガ
恥ずかしながら実は僕もこの3人の仲間でして、ラストシーンぎりぎりまで「アシュレーかわいい」が頭を支配してました。
ギャツビーとの噛み合わない自己中な会話もワガママっぽくてかわいい！
早歩きするとき腕の振り方かわいい！
ニューヨークのホテル、映画関係者にテンション上がってウキウキなのかわいい！
耳赤いのかわいい！
しゃっくりかわいい！
ですから、賑わいが消えてものさびしいパーティー会場、ひとりピアノを弾き語るギャツビー、雨でビショビショのアシュレーという最高にロマンティックなシチュエーションでは間違った結末を期待してしまいましたよ。
ところがそんなロマンティックな状況で今日は疲れたから休んで明日話すだの、次の日は次の日でまだ新聞のネタがどうのこうのだの言ってるアシュレーをみて目が覚めました。
シェイクスピア？
からのギャツビーの表情がせつなくて
馬車を降りてからラストシーンまでは「そうだギャツビー！よく気づいた！」
と拍手してました。
雨に対するそれぞれの感じ方、雨がそれぞれにもたらす影響がさまざまで。
同じ雨のなかにいるのにまるで別世界なのがとても不思議で楽しい。
以下、視聴中の断片的な感情
曲が最高によい
こんな早歩きすき
変な会話
ギャツビーのセリフがウディアレン
理屈っぽくて長くてくどくどしてて知識ひけらかす感じのセリフ
けど不思議とテンポがよくてね
アシュレーすき
低いかすれた声もすき
全員自殺した芸術家笑
不安を掻き立てる町、ニューヨーク
キス、4点笑
笑い声最高じゃん笑
こりゃ完全に萎えるね
次々出てくるわけわからんキャラクター
リプシッツ笑、ロス先生の呼吸法笑
雨の日に喘息出るのなんでだっけ
修羅場で取材するアシュレーかわいい
海外の傘ってかわいいね
4、それ以上では不安だわ
フランシスコヴェガ笑
しゃっくりきた笑
アシュレーの表情かわいすぎる
エコノミーで時は過ぎる
いかにもウディ・アレンぽいセリフ
走り回るフランシスコヴェガ笑
放り出されるアシュレー、いい結末になりそえ
元娼婦のあがき
とても悲しいかおのギャツビー
パーティー会場、片付け、ピアノ
ここでギャツビーに飛び付かないでどうすんのよアシュレー
最古の職業について、ここでも噛み合わない2人
シェイクスピア？
そして別れ
運命なの、仕方ないわ
