サミー

レイニーデイ・イン・ニューヨークのサミーのレビュー・感想・評価

2.5
「これは話の核ではありませんが」
人は誰しも自身が持っているものに満足がいかなかったり不満を持ったりして、そのことに関してはいかに恵まれているかを理解していない。
隣の芝はなんとやらというわけです。
これはなかなか難しいものだといえます。


「出来」
ウッディ・アレン監督作の中では特質したものではありません。
良くも悪くもなく、といったところ。


「個人的な感想」
くだらなくてダメだなと久々に思いました。
各々が色々とあったけれど、それを経験したことにより最後には…といったところに行き着くかと思いきやなんとどうでもいい終わり方か…
このような結果に至ることにより進歩や成長の匂いがあったのかといえば、それが全くありませんでした。
ジュード・ロウさんやリーヴ・シュレイバーさんの役も主人公に影響は与えるが登場するだけして投げっぱなしのまま。フランス映画でよく見られる確固たる締めがないという作りには技術がいります。それを発揮出来なければ気分のままに…
と、どうにもしっかりとしてはいない感じのままです。
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