しちれゆ

レイニーデイ・イン・ニューヨークのしちれゆのレビュー・感想・評価

3.6
‪‬雨のマンハッタン、ピアノを弾いて歌うティモシー・シャラメ、くるくる表情が変わるエル・ファニング。2人のファンなら悶死確実。(あ、ジュード・ロウ失速中)
大金持ちでスノッブな両親(特に母親)を忌み嫌っているギャツビー(ティモシー)に「じゃあ働いて自立しろよ!」と喝を入れるチャン(セレーナ・ゴメス)の、自身も富豪の娘なのに地に足がついている感じと、アシュレー(エル)の、男にチヤホヤされて舞い上がってるさまが対照的。今回のエルちゃんはセーターにミニスカートの女子大生ファッションがダサ可愛く少々おバカさんっぽい。日本の女子大生ブームを思い出すわね。
変わらずNY以外は地球じゃない的なウディ・アレンが天下のエルをアリゾナの田舎娘だからとティモシーに捨てさせちゃう展開が容赦なさ過ぎ。やはり出自が同じだというのはかなりの強み、そしてギャツビーは可愛い女の子より頼れる女を選んだのかも。男だって誰かを守っているばかりじゃ疲れちゃう、誰かに包んでもらいたい時もあるよね。
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