KIYOKO

レイニーデイ・イン・ニューヨークのKIYOKOのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほとんどのキャラを小馬鹿に描いてるのが良かったw

田舎っぽいところから彼氏と出てきた美人が、学生新聞の取材をキッカケに巨匠や脚本家・有名俳優に口説かれていくのに良い気になってしまう。

なんやかんやで結局俳優の家で寝る寸前まで行ってしまうこのミーハーっぷりw

口説く奴も口説かれる奴も
「仕事や作品とか、高尚ぶったことを思ってるフリをしてても、本心では下心しかねぇ」的なことをオシャレに描いてるのがいいっすねぇ

奥行きのありそうな主人公は、

この彼女の浅はかさに嫌気がさしたのでしょうか。
ラストの強引なフリ方は痛快でした。

ウッディ・アレンによる同業者への皮肉でしようか?笑

富野由悠季御大もおっしゃるように
「結局はみんなオマ○コがみたいだけ」っていう言葉が身に染みます。

日本の、男女を描いたオシャレ風ミニシアター系作品も最終的にはそこですもんね。

来年も梅雨の時期にみたくなるような、痛快な
映画でした。

あとウッディアレン作品は音楽も相変わらず良いですね。
KIYOKO

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