このレビューはネタバレを含みます
ほとんどのキャラを小馬鹿に描いてるのが良かったw
田舎っぽいところから彼氏と出てきた美人が、学生新聞の取材をキッカケに巨匠や脚本家・有名俳優に口説かれていくのに良い気になってしまう。
なんやかんやで結局俳優の家で寝る寸前まで行ってしまうこのミーハーっぷりw
口説く奴も口説かれる奴も
「仕事や作品とか、高尚ぶったことを思ってるフリをしてても、本心では下心しかねぇ」的なことをオシャレに描いてるのがいいっすねぇ
奥行きのありそうな主人公は、
この彼女の浅はかさに嫌気がさしたのでしょうか。
ラストの強引なフリ方は痛快でした。
ウッディ・アレンによる同業者への皮肉でしようか?笑
富野由悠季御大もおっしゃるように
「結局はみんなオマ○コがみたいだけ」っていう言葉が身に染みます。
日本の、男女を描いたオシャレ風ミニシアター系作品も最終的にはそこですもんね。
来年も梅雨の時期にみたくなるような、痛快な
映画でした。
あとウッディアレン作品は音楽も相変わらず良いですね。