せい

恋は雨上がりのようにのせいのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.8
照りつけるような日差し、肌にはりつくじめじめとした湿気、吹き抜ける風、そう行った空気感をこちらも体験出来るような映像だった。
自分よりかなり年上の男性を好きになった女の子の話。その人のいるファミレスでバイトを始めたり、ついつい目で追ってしまったり、話せると心が踊ったり…。
ひたすらにピュア!さわやか!
女子高生とおじさんが恋愛する話なんでしょ?みたいな感じで多少反感を買っていたようだけれど、その人たちが思ってるようなことは全然なくて、これは「夢」というキーワードが2人の人間をどう導くか、みたいな恋愛だけの話ではないのだ。もちろん主軸は店長を想うあきらちゃんの気持ちなのだろうけど。
最後の小松菜奈ちゃん良かったなあ。目を赤く充血させて涙をいっぱいに浮かべながら店長と話すシーン、最高だった。
あとは何と言ってもフロントメモリー。
かまってちゃんはもともと好きだったのでフロメモが主題歌に決まった時めっちゃ嬉しかった。
エンディングでフロントメモリーが流れた瞬間、本当に涙出そうになった。

『急にアイスが食べたい真夏日
外はテカテカしてまじあっちーし』
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