tonco

恋は雨上がりのようにのtoncoのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
4.3
冴えないけど格好いい男を演じたら、大泉洋に勝てる人はいない…。

原作は本誌でチラ読みしてたけど、映画化決まった時からキャストぴったりすぎぃ!と我が家では話題でした。
それでそんな冴えないおっさん(45)に恋しちゃう女子高生が小松菜奈。可愛すぎじゃない?と思ったけど、ちゃんと芯があってクールなとこ、割とまんまでイイ!!
なにより、同級生には塩対応だけど、店長の前だとはしゃいじゃうとことか、たまらん。ついでに美脚を惜しみなくさらしてくれてる。
あえて脚の描写は増やしてるんだろな〜と思うけど、小松菜奈ちゃんは肉付きがちょうどよくて、女子高生らしい瑞々しさが出てる(^^)

「帝一の國」の永井聡監督作品ということで、構成もすっきりして、くさい演出の間もまどろっこしさもあまりないので見やすい。
雨の風景とか、雑踏とか、飲み屋のガヤガヤとか、そういう日常を切り取った映像もいちいち構図にこだわられてて、画面が単調じゃない感じが好きでした。そして、オープニングの演出がカッコイイ。
やっぱそのへんはCM畑の人なんだなぁって感じました。

脇役キャストは今となってはみんな次世代主役クラス。磯村勇斗くんのチャラ店長も眼福やし、葉山奨之くんもおバカキャラ可愛い。
そして終始、泣かせにかかってくるのが、清野菜名ちゃん。彼女のやさしい横顔、あたたかい涙はいつも美しいなぁ。

私もお相手がずいぶん歳の離れた人なので、小松菜奈ちゃんが店長に惚れる気持ちに120%共感しながら、鑑賞しました(^^)
店長「そんなんで足りんのぉ?」←この台詞にまずノックアウト。
tonco

tonco