非常に硬派なスパイ映画でたまらんかったが、まさかのおっさんずラブでもあった。
主人公が松重さんみたいな面構えであの色のコートだからなんかコメディ色も入ってくるのかと思いきやどっこい、硬派も硬派。そしてやっぱり板挟みになっていくもどかしさ。
南側の視点だけで描くことで北の得体の知れなさがより際立っていた。
「え、俺どこ連れてかれんの!?船て!?」
総書記が笑っちゃうレベルで似てたけど、やはり登場シーンの緊張感は計り知れない。
塩顔はキレ者という風潮。
え、その会話するにはあまりに雑多ですけど大丈夫なんですか!?って場所で話が進むシーンもあるけど、まあ画的に良いからいいんですかね、えぇ。
バレるバレないやそのポジション以前に、そいつが信頼できるかが大事なのだ。