このレビューはネタバレを含みます
すごく良かった。
妻に前半の概要を説明されて後半を見たので、具体的なシーン自体の評価は無効かも。
プロットが綺麗で、こういう題材を描くとき参考にしたい。
嫌味な金持ちの男が、記憶喪失をきっかけにシングルマザーの旦那になり、家族の暖かさを知り、優しい男に成長を遂げる物語。
クライマックス、娘たちが記憶を取り戻し、連れ去られる父親を追いかけるシーンで号泣した。個人的に、子どもの純粋な気持ちを見せてくれる演出に弱い。今度描きたい題材だ。
父(実の父ではない)の乗ったリムジンを追いかけるとき、父に教えてもらった補助輪なしの自転車で末っ子の娘が最後までついて行く様は、王道演出ながらなんとも心にきた。
良い。とても見やすかった。