このレビューはネタバレを含みます
ウーン。。？元気になるとか自己肯定感高まるって触れ込みやったので、楽しみにしていたのに何だかモヤモヤしてしまった。
自分に自信の無い主人公が頭を強打して、自身がHotな美女に見えるようになり、自信を持ちはじめるにつれ、人生が好転していくストーリー。
頭をぶつけるまでは健気というよりは卑屈 環境に対する不満たらたらで応援したいと思えへんし、自信を持ってからは、今まで仲良くしてくれていた友人や、従来の自分と同じ立場の人間をバカにする。ボーイフレンドに対しても「完璧な私と交際できてラッキーね」というスタンスで、あれれ？となってしまった。自己肯定感がきわめて強い人って、無意識に人を傷つけることがあるけど、それをよく描けていたなと思う。
再度頭をぶつけて記憶？が戻ってからは、酷いことした友人や、元同僚に都合よく頼って自分のトンデモ計画に協力してもらう始末。。友人よ、そんなにあっさり許してええんか。最後のメッセージはイイねと思ったけど、それまでのモヤつきが蓄積していて、手放しでいい話やったー！と終われへんかった。
エイヴリーが型に囚われない理解者で、メチャかわいい。兄の立ち位置がよくわからない。
「夜道でパンクした時一緒にいたい女はどっちだ？」はよかった
