ラブコメ×ルッキズムへのアンチテーゼという、とても今らしい作品。
さえない主人公が変身系ラブコメ大好きだったけど、今見るとちょっとなぁ…と思っていたところに、とてもしっくりくる作品でした。
「私って、本当に美しい!」と自己肯定感が爆上がりする主人公レネーは、見ていて、とても幸せな気持ちになれる。
主人公と恋するイーサンが、主人公のてらいのない自己肯定感に惹かれていくのも、いいなぁと。
マッチョなカルチャーが苦手な彼が、女性ばかりのズンバに違和感なく行っちゃうところも、よかった。
とても優しくて、新しいラブコメの胸キュンを提示されたかんじです。
実際、最近こういう男性、増えてるよね。
ただ最後のTedみたいな演説だけは、アメリカっぽいなぁというかんじで、一歩ひいて見てしまいました。、