パージ：エクスペリメントの黒田研二のレビュー・感想・評価

シリーズ最新作はパージ制度が施行される以前の世界を描いたエピソード0的物語。マンネリに陥らず、毎回新しい切り口でストーリーが展開していくので、今回もラストまで楽しく観ることができた。ただ、シリーズを重ねるごとにどんどんスケールが大きくなってしまい、もちろんこれはこれで面白いのだけれど、1作目のような「仲の良かった隣人が突然襲いかかってくる」とゆー日常とリアルに繋がった恐怖感が皆無になってしまったことが残念。と文句を言いつつも、このシリーズはこれからもずっと観ちゃうだろうなあ。