このレビューはネタバレを含みます
もう少し先に観ようと思っていたんだけど、リチャードシャーマンの訃報を受けて今日のうちに観ておこうと思い。
初っ端から原作絵をベースとしたアニメーション(といっていいのかな?)で始まってグッときた。ちょっと魔改造されてる絵もあったように思うけれど!
100エーカーの仲間たち、リアルだと食べ方汚くて笑う。100エーカーの森の描写がステキ。プー棒投げ橋をきちんと出してくれるあたりも嬉しい。
原作準拠なのか、ゴーファーはいない形に。
そしてクリストファーロビン呼びが続くのでちょっと気になったけど、なるほどクリストファーロビンミルンではなく、クリストファーロビンの物語なんだね…?!(有識者のブログなどを拝読し知る)AAミルンが早々に死ぬ場面もあったし、どうやら"クマのプーさん"の無い世界線だし、あくまでも"クマのプーさん"の中の"クリストファーロビン"が大人になったら?の話なのかな…?!(実在のクリストファーロビン(ミルン)の史実に則った話ではないよ、あくまでフィクションですよなのかな)確かにクマのぬいぐるみは実在していたけれど、クマのぬいぐるみが実際に話していたわけではないから、全てを史実にすること自体不可能ですし。
プーたちの造形はとてもかわいくてこれはこれで好き。どちらかというと原作寄りで、表情のみでは分かりづらいようなつくりかも。みーんなかわいい。ティガーが跳ねてるところとか緑の目とか良い。
プーだけは、一目見てクリストファーロビンだって分かる描写は泣けた。毎日クリストファーロビンを思っていた健気なプー。一方ズオウかと疑う森の仲間たちも、それはそれでらしくて良かった。
クリストファーロビンがプーにあたりがキツい場面らへんが見るの辛かった。仕方ない流れなんだけども。居た堪れなくなって悲しくて少し止めながら見たよ。
でもその後から何か吹っ切れていくさまは良かったかな。
仕事もうまく行って家族とも分かり合えてハッピーエンド!な力技は好き。
エンドロールのバカンスな森の仲間たちかわいすぎ。リチャードシャーマンのピアノ弾き語り共に。
字幕でみたけど、吹替もそのうちみよう。