このレビューはネタバレを含みます
ジャパンプレミアにて鑑賞。
予告でまず疑問があったんです。
何でこんなに色が暗いの?
何か悲しいような、ちょっと怖いようなそんな感じがしたんです。
ディズニー映画って明るい色彩だったり、音楽だったりわくわくするような…
それが予告で一切感じられず、この映画はどんな物語なんだろうと凄く気になりました!
もう物語が始まった瞬間、何故だか涙で溢れました。悲しい涙。
夫として、父として、社員としての責任という重荷に今にも壊れそうなロビン。
だって再会した親友プーに向かって「僕は壊れたんだ」って言うの。
もう肉体的にも精神的にも限界がきてるのがよく分かる発言だよね。
ロビンが故郷である100エーカーの森に戻ると、深い霧の中に私たち(観客)も迷ってしまう感じがしました。
森で皆んなと再会して、「時間」を忘れて無邪気にはしゃぐ姿が凄く可愛かった。
この「時間」って本当に大切だと思った!
何もしない時間を皆んなで過ごすの!
とにかく好きなことして好きな人と一緒に過ごすことって人生において凄く大切なんだなって改めて思った。
「何もしないは最高の何かにつながる」
書類とにらめっこしてしても何も思いつかなかったのに、何もしないをしたら最高のアイデアに繋がったんだよ!!
でもこれ凄く共感できる!!
何かアイデアが思い浮かぶ時とかって、急にきませんか?特に楽しい時とか、何もしていない時とか。ずっと悩んでいた時間は何だったんだろうって時がたまにあります!笑
物語の終盤では映画全体の色彩がとても素敵だった。霧なんてどこにもない!
温かい!!を感じた。
それはロビンが気づいたから。
観客も気づいたから。
いつのまにか悲しい涙から、嬉しい涙に変わっていました。
一つ一つの言葉が心に響きました。
きっと観る人によって心に残る言葉やシーンは違うんだろうなぁ。
さぁ皆んな旅行カバンに好きなものを詰めて、大切な人と何もしないを楽しもう🎈
Filmarksのスタッフの方々素敵な時間をありがとうございました!!