Jun

プーと大人になった僕のJunのネタバレレビュー・内容・結末

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

大人になったプーと僕
言葉にならずんーと思う

良いところ
・プーや他のキャラのファンタジーすぎない外見。現実世界の中ではあくまで人形としての見かけを守っている感じ。
・僕には分からなかったけど、原作からの引用が多い印象。好きな人にはたまらないかも。

悪いところ
・脚本が「へただなー」と思いながら見てしまう。話の展開が古い、というか同じジャンルの映画で使い古されているパターンを踏襲。工夫がなく退屈。パターンとは、「大人になって大事なこと忘れてるよね?あの頃のキャラが思い出させてくれるよ」パターンです。この言葉で想像できる範囲の展開しかしない。
・キャラに魅力ない。子供や奥さんのキャラも、テンプレというか薄い。特に奥さんが薄い。個性はなく、最低限の役割しかない。子供が際立つたり感情移入出来なければこの映画の価値激減なのだが、やはり薄い。
「父の日記や絵本を読んだ娘がプー達と会って、それを父に引き合わせて思い出す」とかにした方がみんな活きる気がする。プーとあうきっかけに心情的な理由が無さすぎる。その変化のきっかけも描ききれてないし、最後の解決策も、強引すぎなので、やはり、「下手だなー」と思う。
・絵作りが結構ダサい。ディズニーにしては、カメラや舞台造りがチープだなぁと思う。予算がかけられてないのが明らかに伝わる。決めのシーンのはずのプーと座る白い木の嘘くささとか、向こうの世界へ行った時の変化の無さとか。一番酷いのは、書類が散らばった時の娘の動きがCGと会って無さすぎる所。あれは最低限の質を下回っている。

ファンは、違う感想を持つと思います。映画の作りとしては、ディズニー映画の中ではかなりダメな部類、つまりマレフィセント級!
Jun

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