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ルイスと不思議の時計のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ベレアーズの児童小説『壁のなかの時計』をイーライ・ロス監督が映画化した本作は、不思議な力を使える魔法使いの伯父・ジョナサンが住む古い屋敷に引っ越してきた、両親を亡くし孤児となった10歳の少年・ルイスが、自身が唱えた呪文で甦ってしまった魔法使いのアイザックから世界を救うため、伯父のジョナサンと隣人の魔女・ツィマーマンとともに、屋敷のどこかにある"世界を破滅に導く時計"を探そうと奮闘する様を描いたファンタジー作品となっているのだが、ジャック・ブラックとケイト・ブランシェットの共演は魅力的でしたし、イーライ・ロスが過去に手掛けた『グリーン・インフェルノ』の主演を務めたロレンツァ・イッツォが出演していることや、主人公のルイスを演じた子役のオーウェン・ヴァカーロも決して悪くはない。そして物語としても、児童小説が原作との事で子供向けの内容ではあるものの、イーライ・ロス監督らしさが垣間見れる、わりとダーク・ファンタジー寄りの作品だったので個人的には最後までそれなりには楽しめましたし、期待して視聴するほどのものではないが、何も考えずなら気軽に楽しめる作品であることに間違いはないかと。ただ、ジャック・ブラックの良さがあまり出ていなかった印象を受けましたし、全体的に盛り上がりに欠けていて、少々物足りなさを感じてしまいました。
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