つるみん

ナイトスクールのつるみんのレビュー・感想・評価

ナイトスクール(2018年製作の映画)
3.8
【Anything is possible!】

勉強が嫌い過ぎて高校を中退したテディ。しかし職を探すためにGED(高卒認定資格)が必要となった彼は、取得のため母校の夜間学校へ通う事となるのだが…。

ケビン・ハート出演作の中で一番良かったかもしれない。面白かった。

何歳になっても挑戦する事の大切さを教えてくれる良作。ケビン・ハートのマシンガントークから繰り出されるギャグは良い塩梅で、多少の下ネタも繰り出されるが、観終わってみれば、全体的に非常に纏まった一作であったなと。また夜間学校の生徒たちのキャラクターも個性的であり、それぞれに見せ場があるのも好印象。

何十年も生きていると自然と自分じゃない作られた自分が自分になってくる。そこに気付き、大人になってから一歩踏み出した彼らの言動に尊敬する。夢があるなら、消極的で内向的になりがちな年齢から脱出してみせよ!というメッセージが伝わってくる。

この手のコメディに対して期待もなく、ただ馬鹿馬鹿しく笑えるだけで十分だと思っていたので、予想以上に楽しめた。

結構オススメです。
つるみん

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