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ある少年の告白のkisekireiのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
4.0
2004年に、ガラルドゴンリーが自らの体験を元に発刊したコンバージョンセラピーの実態を描いた作品。

宗教を批判するつもりは毛頭ないが
プロテスタントもカトリックも、どうなってるんだ?と疑問を抱かずにいられない。
片や少年少女への性的虐待、片や行き過ぎた信仰。

性の対象は男性なのに、私の体が男の子で、それを矯正施設に入れて直して来ましょう!なんて言われたら、もう気が狂うに決まってる。

この子達の魂も心も体も無視?

生きている人間の苦しみを軽視してまで信じるGODの存在って。
そんな事、神様は願ってるんだろうか…??

監督自らも出演していましたが、「ザ・ギフト」もなかなか面白かったと思ったけど、これはまた全く毛色の違う作品。
役者もできるし脚本も監督も手がけるジョエルエドガードン、すごいなぁと思いました。
他のも見てみようかな。

この作品を見てもなお、LGBTQ+に偏見があるという人はいるだろうか。
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