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ある少年の告白の62355cinema5のレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.7

劇場 No 85

これは困った...😓
実話ベースのお話だそうで...🎞
評価が分かれる作品でしょうか🤔

キッドマンも出ていることだし「君の名前でぼくを呼んで」のような
ホロ苦青春系ドラマを期待していたのでやられました😓

最近では黒人問題やユダヤ差別とともに、すっかりと映画作品のテーマとして定着するようになったLGBTの問題🤔
思っていた以上にヘビーで考えさせられる作品でした🎬

米の片田舎で牧師を務めるマーシャルと妻ナンシーの一人息子・ジャレッド
物語は、彼がある矯正施設に入所するところから始まる⛪️
ジャレッドは、大学の寮で起こったある出来事で自分が同性愛者であることに気づいたのだった🤭
彼の両親は、同性愛を治すために施設送りを決断したのだったが、そこでの矯正プログラムは口外禁止というもの🤫
そして、ジャレッドの苦悩は深まるばかりで...😓

行き過ぎた宗教教育に基づく矯正プログラムで、LGBTを治そうとする...
その発想にまず驚きました🤭(そう言えば「エデンより彼方に」も同じような感じでしたね🎬)

「本当の男とは、信心深い男のことだ」
バッティングセンターで体を鍛えたり、力強い握手が求められたり...🤝
教会の中でもエクソシスト並みの儀式が行われていましたよ👿

そして、怖い言葉は「心の清算」...😨
そう述べるラッセル・クロウ演じる牧師の父親もある意味怖かったですね🗣

確かに、施設に息子を送る気持ちは分からんでもないのですが...🤔
孫が抱けないとか、牧師としての立場がないのも辛いでしょう😓
でも、もっと辛いのは、息子にその魂胆を見抜かれていること👀

この作品で、息子の精神的自立が描かれていたのは勿論でしょう🎬

でも、実は父親の古い宗教的マインドコントロールからの脱却を描いているようにも思われたのは私だけでしょうか🤔
そこに、LGBT的要素が触媒として加えられたような気がして...🤔

今思えば「君の名前で...」のお父さんは本当に偉大だったんですね👤
(私は、あのようには絶対になれないでしょうけど...)

ところで、キッドマンはいつもの綺麗でステキなキッドマンでした👩🏼

✳︎最近では、一歩踏み込んだ「LGBTQ」という語があるそうです...
Q は questioning の頭文字だそうで「性自認や性的指向を定めない人」を表しているとか...また一つ勉強させてもらいました🙇‍♂️
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